WordPressプラグイン「Link Library」に、第三者がデータベース内の情報を取得できる可能性のある脆弱性が報告されました。2026年10月14日に公表されたCVE-2026-15090は、CVSS 7.5と評価されています。
Link Libraryとは?
Link Libraryは、WordPressサイト内でリンク集を作成・管理するためのプラグインです。リンクをカテゴリー別に整理したり、検索フォームを設置したりできます。地域の店舗紹介、関連企業の一覧、参考資料のリンク集などに利用できます。
訪問者がリンクを投稿し、管理者が確認してから掲載する機能も備えています。多くのリンクを整理し、利用者が目的の情報を探しやすくできる点がメリットです。
WordPress.orgによると、有効インストール数は10,000以上です(2026年10月15日確認)。
今回の脆弱性について
今回報告されたのは、SQLインジェクションの脆弱性です。リンク情報を処理する際の入力値の検証が不十分だったため、外部から不正なSQLを実行させる可能性があります。悪用された場合、データベース内の情報を取得されるおそれがあります。
今回の問題は、ログインしていない第三者による攻撃が可能と評価されています。
ただし、実際に取得できる情報や被害の範囲は、データベースの構成や権限によって異なります。
影響バージョンと対策
影響するのは7.9.2以前です。
7.9.3で修正されており、2026年10月15日時点では7.9.7が公開されています。なお、Link Libraryでは過去にも複数のセキュリティ問題が修正されているため、現在の最新版への更新をおすすめします。更新後は、リンク一覧、カテゴリー表示、検索機能、リンク投稿フォームなどを確認しましょう。
リンク集は比較的シンプルな機能ですが、データベースへの登録や検索を行うため、入力内容の適切な処理が重要です。長期間更新していないプラグインがないか、定期的に確認しましょう。Wordfence
公式情報: WordPress.org — Link Library
脆弱性情報: Wordfence — CVE-2026-15090
